ミニファイル 上場維持基準に係る経過措置の終了とデッドライン

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東証の市場再編後、緩和した上場維持基準の適用を容認してきた経過措置が終了する( No.3591・4頁 )。2025年3月以後に到来する基準日(決算日)からは本来の上場維持基準が適用され、1年間の改善期間を経ても同基準を満たせない場合は、原則、上場廃止となる。3月末決算企業は2026年3月末がデッドラインとなるため、改善のために残された期間は約3年となる。

3月末決算企業を例にとった場合の経過措置終了後の流れは図表の通り。

改善期間の終了後は、自動的に監理銘柄(確認中)へ指定され、2026年3月末時点で本来の上場維持基準(プライム市場の場合、流通時価総額100億円以上等)に適合していたかどうかを確認する...