週間「適時開示」ニュース(3/20~3/26)

( 15頁)

ミサワで監査人の異動(3月24日)

生活雑貨の販売やレストランを運営するミサワ(東ス)は3月24日、有限責任監査法人トーマツの退任を公表した。継続監査期間が長期(約12年)にわたっていることに加え、経営環境の変化等に鑑みて交代する。同社の事業規模に適した監査対応と監査報酬の相当性等について総合的に検討した結果、新たにフェイス監査法人が就任する。

ルーデン・ホールディングスが「開示すべき重要な不備」(3月24日)

事業用ビルやマンションの管理などを行うルーデン・ホールディングス(東グ、霞友)は3月24日、2022年12月期の内部統制報告書に「開示すべき重要な不備」の記載がある旨を公表した。同社が調達したと認識していた1,700ビットコインが手元に確認できず、また、同ビットコインの調達方法は投資家からの借入(消費貸借)だった可能性があること等が判明したため、外部調査委員会を設置していた。調査の結果、前取締役会長の強大な発言力と組織風土等により発生したと認識。同社の全社的な内部統制および決算・財務報告プロセスに関する「開示すべき重要な不備」に該当するとして、内部統制が有効に機能していなかったと判断...