週間「適時開示」ニュース(4/3~4/9)

( 29頁)

ヤシマキザイが「開示すべき重要な不備」(4月4日)

ヤシマキザイ(東ス、トーマツ)は4月4日、2022年3月期の内部統制報告書に「開示すべき重要な不備」の記載がある旨を公表した。同社では、2022年度の営業部門に対する内部監査の過程で、複数営業拠点において不適切な会計処理が行われていた疑いが判明し、調査委員会を設置していた。調査の結果、営業担当者による原価の付け替えと、売上の先行計上が複数事業年度にわたって行われていたことが判明。全社的な内部統制等の再評価を行い、「開示すべき重要な不備」に該当すると判断した。

エスクロー・エージェント・ジャパンが決算発表を延期(4月7日)

エスクロー・エージェント・ジャパン(東プ、あずさ)は4月7日、決算数値の確定に時間を要しているため、2023年2月期決算発表の延期を公表した。

10社が減損損失を計上(4月7日など)

食品スーパーを展開するエコス(東プ、アーク)は4月7日、2023年2月期における特別損失(減損損失等)の計上を公表した。同社グループの計26店舗で減損の兆候が認められた結果、減損損失約13億円を計上した。

フジ(東プ、トーマツ)も4月7日、2023...