週間「適時開示」ニュース(7/24~7/30)

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地主で監査人の異動(7月26日)

地主(東プ)は7月26日、ひびき監査法人の退任とPwCあらた有限責任監査法人の就任を公表した。ひびき監査法人が金融庁より業務改善命令処分を受けたこと等を踏まえ、複数の監査法人を比較検討。事業規模に適した効率的な監査業務の遂行が期待できるとともに、監査報酬等などを総合的に勘案した結果、PwCあらた有限責任監査法人を選任した。

ウッドフレンズが会計監査人から辞任通知を受領(7月28日)

ウッドフレンズ(東ス)は7月28日、監査法人東海会計社から辞任通知を受領したことを公表した。今後の業容拡大を含む経営環境等の変化を総合的に勘案した結果、監査工数が大幅に増大することが見込まれることから、監査業務を辞退したい旨の申し出を受けた。そのため、一時会計監査人の候補選定を開始している。

なお、同社は同日、第三者委員会の調査報告書の受領も公表した。支店長であった元従業員が、工事請負契約において不要である多額の金銭を上乗せして、紹介料名目で自らの関与が疑われる法人に還流させていたことが、社外関係者からの内部通報により発覚。元従業員を懲戒解雇していた。企業統治上の問題発生原因を検証...