週間「適時開示」ニュース(9/25~10/1)

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アルデプロで監査人の異動等(9月29日)

アルデプロ(東ス)は9月29日、霞友有限責任監査法人の退任とフロンティア監査法人の就任を公表した。事業規模に見合った監査品質確保の観点から複数の監査法人を比較検討した結果、「監査品質の向上が見込める」として、フロンティア監査法人を選任する。

同社は、過年度有価証券報告書等の訂正も公表した。貸付債権にかかる貸倒引当金の計上、取引先の連結子会社該当性等に関する疑義が判明し、社外調査委員会を設置していた。調査の結果、関連当事者に関する注記の訂正が必要となったほか、「信託受益権の売買取引が経済的実質を伴わないことから営業取引として扱うべきではなく、売上計上はできない」との指摘を受けた。そのため、信託受益権の売上・売上原価計上は行わず、営業外収益として計上。2023年7月期第3四半期報告書の売上高が約半分にまで減少した。

リファインバースグループが「開示すべき重要な不備」(9月29日)

リファインバースグループ(東グ)は9月29日、2023年6月期の内部統制報告書に「開示すべき重要な不備」の記載がある旨を公表した。固定資産と株式の評価、繰延税金資産の回収可能性の...