週間「適時開示」ニュース(10/9~10/15)

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アクサスホールディングスで監査人の異動(10月13日)

アクサスホールディングス(東ス)は10月13日、PwC京都監査法人の退任と有限責任監査法人トーマツの就任を公表した。監査継続年数が長期にわたっていること(約9年)を考慮し、新たな視点での監査が期待できること等から、有限責任監査法人トーマツを選任した。

ダイレクトマーケティングミックスが「開示すべき重要な不備」(10月13日)

ダイレクトマーケティングミックス(東プ、EY新日本)は10月13日、2020年12月期から2022年12月期の内部統制報告書を訂正し、「開示すべき重要な不備」の記載がある旨を公表した。連結子会社が受託しているアウトバウンドコール業務(架電業務)の一部で、過年度決算に請求した報酬金額が過大となっていた可能性が判明。特別調査委員会を設置していた(No.3615・8頁)。調査の結果、担当部署が顧客による稼働時間の把握を誤らせる目的で、その時間の業務に従事していない者のログインIDで業務管理システムに不正ログインを行い、実際の稼働時間を上回る報酬請求を行っていたことが発覚した。管理部門による統制や内部監査室による監査等があ...