週間「適時開示」ニュース(10/23~10/29)

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8社で監査人の異動(10月24日など)

マニー(東プ)は10月25日、有限責任あずさ監査法人の退任と有限責任監査法人トーマツの就任を公表した。同社は、企業不祥事を防ぐ方法として、会計監査人と良好な緊張関係を維持しつつ、会計監査を受ける環境を整備するために、「原則5年を超えて同一の監査法人を再任しないこと」を基本方針としていた。今回、これを見直し、社外取締役の最大任期と同様、6年を超えて再任しない方針に変更し、会計監査の経験を持つ社外取締役が在籍していた監査事務所を選任しないこととした。他の複数の監査法人を対象に選考・相互評価を行った結果、有限責任監査法人トーマツを選任する。

大庄(東ス)も同日、EY新日本有限責任監査法人の退任とRSM清和監査法人の就任を公表した。監査継続年数が長期にわたっていること(約31年)や、監査報酬が増加傾向にあることを考慮。事業規模に適した監査体制と監査費用等の相当性について検討を重ねた結果、RSM清和監査法人を選任する。

そのほか、27日までにアスタリスク(東グ、PwC京都→海南)、ラストワンマイル(東グ、EY新日本→フェイス)、農業総合研究所(東グ、トーマツ→史...