ASBJ バーチャルPPAに関する会計処理の取扱い案示す

2027年3月期からの原則適用を想定
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企業会計基準委員会(ASBJ、川西安喜委員長)は3月11日、実務対応報告公開草案第70号「非化石価値の特定の購入取引における需要家の会計処理に関する当面の取扱い(案)」を公表した。意見募集は5月30日まで。需要家の会計処理に関して、「非化石価値を受け取る権利について、金額を合理的に見積ることが可能となった時点で費用処理し、対価の支払義務に係る負債を計上する」こと等が提案されている。 適用は、「2026年4月1日以後最初に開始する連結会計年度および事業年度の期首から」を想定している(公表日以後最初に開始する連結会計年度等の期首から適用可)。

非化石価値を自己使用で購入する契約が対象

ASBJでは、バ...