自民党 「のれん非償却化よりもIFRS適用を」との意見も

企業会計小委を開催
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自民党は5月9日、金融調査会(片山さつき調査会長)と企業会計に関する小委員会(武村展英小委員長)の合同会議を開催した。当日は、「のれんの会計基準を巡る現状」と「サステナビリティ情報の開示・保証に関する制度のあり方」について、それぞれ関係者へのヒアリングを実施。サステナビリティ情報の保証について、導入スケジュール案を確認するなどした。これまでのヒアリングを基に、5月中に提言を取りまとめる予定だ。

減損テストのコスト低減求める意見も

会議の冒頭、片山調査会長と武村小委員長が挨拶。片山氏は「のれんの会計処理は“古くて新しい”テーマ。サステナビリティ情報開示は近年の企業会計における大きなテーマの1つで、ト...