人的資本経営コンソーシアム 実践に向けた活動開始

( 07頁)

人的資本経営の促進を目的とする「人的資本経営コンソーシアム」(伊藤邦雄会長)は5月26~27日、実践プログラムのキックオフミーティングを経済産業省で開催した。

2022年8月に設立した同コンソーシアムは、上場企業など600社超が会員となり、経済産業省と金融庁がオブザーバーとして参加。これまで人的資本経営の先進事例の共有や効果的な開示の議論などを行ってきた。

設立3年目となる今期は「定着と深化」を目標に、会員企業の取組みに具体的な進展を生む支援策として「実践プログラム」を行う。取組みを推進したい企業を対象に、先進的な支援企業の支えを通じて課題解決を目指す。

開示に向けた取組みを聞く参加者

27日には、人...