東証 IR実務担当者向けセミナーを開催

東京証券取引所は7月16日、野村アセットマネジメントと共催でIR実務担当者向けセミナーを開催した。当日は野村アセットマネジメントの現役アナリストや運用部門の担当者が「バイサイドアナリストの業務」「中小型株の運用」「エンゲージメントの実務」などについて講演した。

「中小型株の運用」については、同社運用部の田中啓章氏(日本株アクティブグループ小型チーム、シニア・ポートフォリオマネジャー)がファンドに組み入れる銘柄の選定方法を説明。時価総額が数千億円以下程度の中小型株から投資候補となる数百銘柄に絞り込んで50~100銘柄程度を組み込むため、「まずは投資候補に入ることが重要」と語った。候補の選定にあたっ...