人的資本経営コンソーシアム 各社の取組みを中間報告

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具体的な取組みの進捗を共有した

人的資本経営の促進を目的とする「人的資本経営コンソーシアム」(伊藤邦雄会長)は7月31日、実践プログラムの中間報告を経済産業省で行った。

同コンソーシアムは上場企業などを中心に構成され、経産省と金融庁がオブザーバーとして参加している。設立3年目の今期は、会員企業の取組みを具体的に進展させる支援策として「実践プログラム」を実施。先進事例の共有や情報交換などを行ってきた。

今回の中間報告では、テーマごとに参加企業が発表を行い、取組みの進捗を共有した。例えば「人的資本情報の開示」では第一工業製薬が登壇。社内サーベイの結果、「チャレンジし、それを評価する組織文化への醸成が急務...