平成27年上半期のIPOは45社に

昨年より19社増,マザーズが7割弱占める
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本誌の調査では,平成27年上半期の新規上場(IPO)は45社を数えた(予定を含む)。昨年同時期よりも19社多い。株式市場が活況であること等が追い風となり,「今年は100社に届くのでは」との声も聞かれる。業種は情報・通信業がトップ。市場別ではマザーズが31社で7割弱を占めた。監査法人別では新日本が14社で最多だった。

将来の一部上場を見据えマザーズ選択

市場別ではマザーズが31社と7割弱を占めた。次いでJASDAQ(7社),東証二部(3社),TOKYO PRO Market(2社)と続く。マザーズはステップアップを前提とした市場のため,マザーズの増加は将来の一部上場を見据えた企業の増加を示していると...