東証分析~IFRS適用済・決定・予定会社の時価総額は全体の4分の1に

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東京証券取引所は9月1日,決算短信における「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析結果を公表した。東証上場会社の記載内容を分析し,IFRSを任意適用する可能性がある会社数を推計している。

東証の分析によれば,IFRSを適用する予定であることが判別できる記載は21社。適用済みの会社(68社)および適用することを決定している会社(23社)と合わせた社数は112社となる(3月期以外の決算期会社も含む)。時価総額でみると147兆円で,東証全体の4分の1を占める (3頁)