金融審 決算短信は速報情報に限定

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金融庁は2月19日,金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」の第3回会合を開催し,決算短信および有価証券報告書の合理化について議論した。決算短信については,「開示事項を速報情報に限定し,経営方針等は不要にする」ことを提案。速報情報として必要不可欠な「サマリー情報」,「経営成績等」,「財務諸表」に限定しようというもので,「経営方針」などの開示は求めない。短信での開示が不要となる「経営方針」は,有価証券報告書の「対処すべき課題」を「対処すべき課題及び経営方針等」とし,その中で開示する( 2頁 )。