自民党は３月８日，金融調査会・企業会計に関する小委員会の合同会議を開催。会計監査を巡るこれまでの議論を踏まえ，「品質の高い会計監査の確立に向けて」として，監査法人の問題や株主に対する情報提供などの改革の方向性を示す提言をとりまとめた。また同日，金融庁の「監査の在り方に関する懇談会」も４回目を開催し，とりまとめた提言を公表した。法人のガバナンス・コード策定などの施策を盛り込んだ（ ４頁 ・ 40頁 ）。