国際会計研究学会が第7回東日本部会を開催

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国際会計研究学会(橋本尚会長)は5月14日,日本大学商学部にて,第7回東日本部会を開催した。統一論題は,「公正価値会計の国際的展開」。上野清貴氏(中央大学)が座長を務めた。各報告では,浅野敬志氏(首都大学東京)が「公正価値会計の実証研究」,藤田晶子氏(明治学院大学)が「無形資産の公正価値測定」,越智信仁氏(尚美学園大学)が「金融商品の公正価値測定」,米山正樹氏が「有形固定資産の公正価値測定」について発表を行った。

統一論題討論は,会場の質問に対し回答する形式で行われた。「公正価値関連研究の今後について」との質問に,米山氏は「公正価値に限らず会計基準の研究として,出来上がったルールが実際に想定通り...