CGコード「独立社外取締役2名未満」の説明事例

( 01頁)

独立社外取締役を2名以上選任することはコーポレートガバナンス・コードの原則において,実施率が低い項目である。昨年末に東京証券取引所が実施した集計によると,エクスプレイン(実施しない理由を説明)した会社は約42%だった。本誌が実施しない理由の説明内容を整理したところ,「独立社外取締役1名が責務を十分に果たしている」,「適任者の選定に至らない」等の説明が多くみられた。「来年度には独立社外取締役を2名体制にする予定」など,具体的な実施予定を明記した事例も散見された( 2頁 )。