東証一部「独立社外取締役2名以上」が77.9%

コーポレートガバナンス・コード対応で選任増加
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東京証券取引所は6月17日,「東証上場会社における独立社外取締役の選任状況<速報>」を公表した。これによると,東証一部(1,958社)で2名以上独立社外取締役を選任する会社は昨年の48.4%から大幅に増加,77.9%(+29.5%)となった。全上場会社(3,500社)では,昨年比912社増の2,045社となり,その比率は58.4%(+25.8%)となっている。なお,東証一部で独立社外取締役を1名以上選任する会社は,昨年の87.0%から96.2%(+9.2%)に増加し,9割を超えた。

JPX400採用銘柄は選任率高い傾向

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