企業会計基準委員会（ASBJ）は７月13日，第340回本委員会を開催した。当日は基準諮問会議の野崎邦夫議長が「マイナス金利への対応」をASBJに要望，小野行雄委員長は「金利の状況を見ながら対応していく」と応じた。７月以降，国債は15年までマイナスをつけており，事態は長期化する方向。状況に応じてASBJがいつでも動けるように，基準諮問会議からの提言は取組みのタイミングや判断をASBJに委ねている（ ２頁 ）。