ASBJ 収益認識 共有イメージの模索継続

企業側は「財」や「支配」の用語にも抵抗感
( 06頁)
企業会計基準委員会(ASBJ,小野行雄委員長)は8月22日,第69回収益認識専門委員会を開催した。収益認識基準の開発における意見募集以降(5月31日締切),同専門委では寄せられたコメント内容等への対応も含めた今後の検討の進め方を審議している。審議では,いくつかの個別論点を取り上げて日本基準化した場合の様式・文案等のイメージをもとに基準化の方向性を探る一方,コメントを踏まえた課題とその対応案も議論している。22日は「一定の期間にわたり充足される履行義務」に関して,前回審議での指摘を受けた修正資料の内容を確認。このほか,「一時点で充足される履行義務」などを扱った。

イメージ共有のための検討

例えば文案...