ASBJ 今後の進め方などで事務局提案

IFRS適用と日本基準適用企業間の区別はなし
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企業会計基準委員会(ASBJ,小野行雄委員長)は9月15日,第70回収益認識専門委員会を開催した。同専門委では7月以降,いくつかのモデルケースを使って日本基準のできあがりのイメージ共有を図ってきた。当日は,その継続審議の前に,基準開発の全般的な進め方について事務局から状況説明と提案があった。専門委としては,開発の進め方として,IFRSの任意適用企業と連単に日本基準を適用する企業とで取扱いを変えない方向。その他の事務局側提案についてもこれを前提に進められた。

●今後の進め方で事務局提案を検討

「基準開発の全般的な進め方」に関して事務局が提示したのは次の7項目。それぞれの概要説明と,考えられる対応案,...