決算短信・四半期決算短信,様式の強制とりやめへ

東証 記載事項の具体的見直しは年内,29年3月期から適用
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東京証券取引所は10月28日,決算短信・四半期決算短信に係る上場規則の改正案を公表した。意見募集は11月27日まで。具体的には,短信の様式のうち,売上高や業績予想等を記載する「サマリー情報」について,上場会社に課している使用義務を撤廃する。短信の添付資料と同様,作成の際の参考様式として,上場会社にその使用を要請するに止める。平成29年3月31日以後最初に終了する通期決算または四半期決算の開示から適用する予定だ。

経営方針は短信で記載不要に,有報に記載へ

現行規則において,上場会社は,事業年度または連結会計年度に係る決算内容および四半期累計期間または四半期連結累計期間に係る決算内容が定まった場合,東...