平成28年公認会計士試験の最終合格者数は1,108人，旧第２次試験合格者10人を除くと1,098人だった。公認会計士・監査審査会（CPAAOB，廣本敏郎会長）が11月11日に発表している。 最終合格者数（旧第２次試験合格者等を除く）は５年連続で減少し続けていたが，今年は前年の1,030人から68人増加した。同様に，願書提出者数も５年連続で減少し続けていたが，今年は前年より76人増の10,256人で，底打ちの兆しを見せている。 他方，合格率については，平成23年の6.5％から５年連続で上昇し続けており，前年比0.5ポイント増の10.8％となった。

合格者は前年より１歳若く，女性と学生が増加

最終合格者は...