ASBJ 29年3月期見据えてマイナス金利対応を審議

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企業会計基準委員会(ASBJ)は11月18日,第349回本委員会を開催し,マイナス金利の問題を審議した。28年3月期についてASBJは,実務上「ゼロ」と「マイナス」のどちらの使用も「妨げられない」とする議事録の公表で対応したものの,29年3月期の取扱いを検討すべき時期になっていた。「恒久的な対応策が必要」との指摘もあることから,金利動向にも目を配りながら実務対応報告等を開発する方向。財務諸表への影響度合いが高い退職給付債務の計算における割引率の取扱いを中心に検討する (2頁)