ASBJ 収益認識に関する会計基準案を公表

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企業会計基準委員会(ASBJ)は7月20日,「収益認識に関する会計基準(案)」等を公表した。「国際的な比較可能性の確保」等を目的に開発された草案は,「IFRS15号の定めを基本的にすべて取り入れ(連・個で同一の会計処理を要求)」,収益認識に関する日本基準として整備した。ただし,実務への影響にも配慮し,一部規定について,代替的な取扱いも認めている。10月20日まで意見募集を実施し,年内の基準化を目指す。適用時期は,2021年(平成33年)4月1日以後開始事業年度から(3月期決算会社の場合,2018年4月1日以後開始事業年度からの早期適用も可)を予定( 2頁 )。