弊社 創立70周年記念カンファレンスを開催

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弊社は7月25日,東京・大手町にて創立70周年記念カンファレンスを開催した。

はじめに弊社代表取締役社長の山根毅が挨拶。「納税者と税務当局との架け橋」としての弊社70年の歩みを紹介し,今後も創業以来の使命を忘れずに歩み続けたい,と述べた。

第1部の基調講演「経済・社会動向から見た日本の未来」では,慶應義塾大学大学院教授の岸博幸氏が登壇。これからの日本には,経済の潜在成長率を高める改革などが必要とした上で,企業や自治体が自らイノベーションを創出することの重要性を説いた。

なお,この「イノベーション」(新しい組み合わせによる付加価値の創造)は,公認会計士や税理士の分野においても必要だと強調。今後,定型的な仕事はAIが処理するようになるため,より高度な仕事が求められるとした。

また,続く第2部では,実務セミナーとして3講座を開講。会計分野では,公認会計士の太田達也氏が「会計制度改革の変遷と今後の展望」とのテーマで,収益認識基準などについて講義した。