日本公認会計士協会（JICPA，関根愛子会長）は９月28日，石川県金沢市で第38回研究大会を開催した。今回のメインテーマは，「地方創生～公認会計士の挑戦～」。900名超のJICPA会員等が参加し，10テーマの研究発表等が行われた。

「監査の信頼回復と向上」など３つの柱を説明

関根会長は，大会当日に行われた記者会見で，JICPAの最近の活動等について説明。次の３つの柱を掲げて取り組む旨を述べた。

①公認会計士監査の信頼回復と向上

②社会で貢献し活躍するための環境作り

③国際性，多様性を担える人材の確保と公認会計士の魅力向上

このうち，①の施策のひとつとして，「監査法人の組織的な運営に関する原則（監査法人のガ...