JICPA・アナ協 代替的取扱いは論旨明確な記述を

ASBJの収益認識基準案に意見提出
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日本公認会計士協会(JICPA)と日本証券アナリスト協会の両団体は10月20日,企業会計基準委員会(ASBJ)の公開草案61号「収益認識に関する会計基準(案)」に対して提出した意見書の内容をそれぞれ公表した。企業会計基準委員会(ASBJ)が同日まで意見募集を行っていた。
収益認識のタイミングと金額の定めとなる同草案は,来年3月までの完成が見込まれている。基本的にIFRS15号を踏襲した草案の大きな特徴の一つが,適用指針案にある「重要性等に関する代替的な取扱い」だ。今後,限られた期間でASBJが行う審議・開発作業は,この「取扱いや設例をどこまで追加するか」がポイントになりそうだ。

JICPAとアナ協...