JICPA 監査担当者のインターバル期間を細分化

独立性指針の改正案など公表
( 03頁)
日本公認会計士協会(JICPA,関根愛子会長)は1月26日,「独立性に関する指針」および「職業倫理に関する解釈指針」の改正に関する公開草案を公表した。国際会計士倫理基準審議会(IESBA)の倫理規程が改正され,監査業務での担当者の長期的関与とローテーションに関する部分が見直されたことを反映させた。インターバル期間や,インターバル期間中に禁止される活動などについて改正・新設などが行われている。意見募集は2月26日まで。

昨今の懸念を受けて

日本ではパートナーローテーション制度が法定化されており,大会社等の会計監査に係る業務執行社員は「最長継続任期7年,最短インターバル2年」,大規模監査法人で上場会社...