金融庁は２月21日，金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」（座長：神田秀樹・学習院大学大学院法務研究科教授）の第３回会合を開催した。同WGは昨年11月の金融審議会総会での諮問を受けて設置され，企業開示を巡る４つの課題について検討を進めている。今回は課題の２つ目「建設的な対話の促進に向けたガバナンス情報の提供」について議論した。

企業開示を巡る課題

WGで議論の対象となっている，企業開示を巡る課題は次の４つ。

①「財務情報」及び「記述情報（非財務情報）」の充実

②建設的な対話の促進に向けたガバナンス情報の提供（今回の議論対象）

③提供情報の信頼性・適時性の確保に向けた取組み

④その他の課題

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