JICPA 開示すべき重要な不備,54%が有報の訂正に伴うもの

内部統制の研究報告と社員ローテーションの調査結果を公表
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日本公認会計士協会(JICPA,関根愛子会長)は,4月6日開催の記者会見において,同日に公表した①監査・保証実務委員会研究報告第32号「内部統制報告制度の運用の実効性の確保について」および②「社員ローテーションに関するアンケート調査結果(中間報告)」に関する説明を行った。①は,内部統制の実効性に関する調査・分析を取りまとめたもの。2014~2017年に「開示すべき重要な不備」を報告した161社のうち,87社(54%)が有価証券報告書の訂正を契機に「開示すべき重要な不備」を報告していること等を明らかにした。②は,上場企業の監査を行っている監査法人の社員約2,900名を対象に行った調査。社員ローテ...