CPAAOB ガバナンス・コードによる態勢も検査の観点に

2017(平成29)年度の活動状況を公表
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公認会計士・監査審査会(CPAAOB,廣本敏郎会長)は6月22日,2017(平成29)年度版「公認会計士・監査審査会の活動状況」を公表した。監査事務所に対する検査については,2017年度から適用が始まった「監査法人のガバナンス・コード」を踏まえて構築・強化した態勢が,実効的なものとなっているかとの観点を加えたことを報告。また,2016年度から作成を始めた「モニタリングレポート」については,「監査事務所検査結果事例集」から独立させ,利便性向上を図ったとしている。その他,監査監督機関国際フォーラム(IFIAR)常設事務局が東京に開設されたことや,多国間情報交換枠組み(MMOU)の署名が行われたこと...