ASBJ IFRS第16号「リース」適用に係る追加コストを検討

オペリースの資産及び負債算定コストなど
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企業会計基準委員会(ASBJ,小野行雄委員長)は7月6日,第388回本委員会を開催した。今回の審議事項は,「公正価値測定に関するガイダンス及び開示の検討」や,「リース会計に関する検討」等である。
リースについては,仮にIFRS第16号「リース」を適用した場合に想定される追加コストが検討された。オペレーティング・リースに係る資産及び負債を新たに算定するにあたって,プロセスの構築及び運用に関するコストが追加で生じる可能性があること等が指摘されている。

リースを識別するプロセスに関するコストも

今回審議された事項は,以下の5項目である。

①2018年7月開催会計基準アドバイザリー・フォーラム(ASAF)への...