日本監査研究学会 第41回全国大会を開催

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日本監査研究学会(堀江正之会長)は8月29日から31日にかけて,近畿大学東大阪キャンパスにて第41回大会を開催した。

統一論題のテーマは「企業開示情報の多様化と保証業務の課題」。近年,財務情報における見積り要素の増大,非財務情報の提供,統合報告による各種情報の提供等,投資家に対するコミュニケーションの改善が図られている。そのような中で,「企業開示情報の多様化による情報の質的変化に対し,保証業務はいかにあるべきか」に関して議論を行った。

統一論題報告では,林隆敏氏(関西学院大学)を座長に,小西範幸氏(青山学院大学),山?秀彦氏(専修大学),吉田康英氏(中京大学),髙原利栄子氏(近畿大学)が登壇。例え...