ミニファイル 表示方法の変更

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従来採用していた財務諸表の科目等の表示方法を他の表示方法に変更することを「表示方法の変更」という(企業会計基準第24号「 会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準 」(過年度遡及会計基準))。表示方法の変更の例には,財務諸表における同一区分内での科目の独立掲記,統合や科目名の変更,重要性の増加に伴う表示方法の変更,財務諸表の表示区分を超えた表示方法の変更等がある。

表示方法の変更を行った場合には,原則として過去の財務諸表の組替えを行い,財務諸表の組替えの内容,財務諸表の組替えを行った理由等を注記しなければならない(同)。

一方,会社法の計算書類における表示方法の変更の注記については,有報の要求よりも...