ASBJ 時価の定義及びガイダンスに関する基準開発に向け議論
一般会社にはレベル3の金融商品のみ開示を求める案も
( 03頁)
企業会計基準委員会(ASBJ,小野行雄委員長)は9月27日,第393回本委員会を開催した。時価の定義及びガイダンスに関する基準開発に係る議論では,「一般事業会社にはレベル3の金融商品に限って開示を求める」案について,「海外投資家から日本基準はIFRS第13号と乖離していると判断される」等の懸念が出た一方,「一般事業会社と金融機関を同一に扱うとコストが大きくなる」と賛同する意見も出された。 |
金融子会社の保有する金融商品はすべて開示
今回の審議事項は,以下の3点である。
・2018年10月開催会計基準アドバイザリー・フォーラム(ASAF)への対応
・公正価値測定に関するガイダンス及び開示の検討
・税効果会計...
- 経営財務データベースで続きを読む
-
無料 2週間のお試しはこちら
すぐに使えるIDをメールでお送りします