ASBJ 注記情報充実について検討へ

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企業会計基準委員会(ASBJ,小野行雄委員長)は11月29日,第397回本委員会を開催。基準諮問会議がASBJに対し,「見積りの不確実性の発生要因」および「関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続」に関する注記情報の充実について検討することを新規テーマとして提言した。

これまでは,日本公認会計士協会および日本証券アナリスト協会が「経営者が会計方針を適用する過程で行った判断」および「見積りの不確実性の発生要因」の開示に関する新規テーマを提案したことを契機に,数回の基準諮問会議で議論されてきた。しかし,ASBJに対する新規テーマ提言とすることには賛否両論が挙がり,デ...