日本内部統制研究学会 第3回公開シンポジウムを共催

内部統制報告制度導入後の10年を振り返り
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日本内部統制研究学会は12月7日,明治大学駿河台キャンパスにおいて第3回公開シンポジウム「内部統制報告制度の実効性確保について―制度導入10年を経ての教訓と課題―」を開催した(共催:日本公認会計士協会(JICPA),日本監査研究学会)。本シンポジウムは二部構成となっており,第一部では金融庁企画市場局の井上俊剛企業開示課長による特別講演「内部統制報告制度導入からの10年を経て」が開催された。第二部では,「制度導入10年を経て,内部統制報告制度は機能しているのか?」をテーマにパネル討論会が行われた。

内部統制の今後のあり方を語る

第一部では,金融庁の井上企業開示課長が,①内部統制報告制度導入の経緯・制...