リースの使用権資産,約4割がB/Sで区分表示

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2019年12月期1Q IFRS第16号適用38社を調査
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IFRSの新たなリース基準であるIFRS第16号「リース」が,2019年1月1日以降に開始する事業年度から原則適用された。本誌がIFRS任意適用会社の2019年12月期第1四半期報告書を調査した結果,調査対象38社中16社(42.1%)が使用権資産を要約四半期連結財政状態計算書(以下,B/S)で区分表示していた(早期適用とIFRS初度適用は除く)。区分表示された使用権資産の最高額は,花王(東一,化学)の1,699億円。次いで,LINE(東一,情報・通信業)の487億円だった。他方,B/Sで区分表示していない会社では,「...