ミニファイル 2019年3月期有報の日付表示

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有価証券報告書における日付表示は,従来から和暦でも西暦でも問題がない旨は以前本誌が紹介したとおり( No.3392・55頁 )。今年は元号が変わり日付表示への注目度が高く,有報のひな型等においても,日付欄から和暦が消えて「〇年〇月〇日」と示されるなど,様式の変更が行われたケースもあった。

それでは,2019年3月期の有報において,実際にはどちらが多く使われていたのだろうか。本誌が2019年3月期有報の「表紙」を調査したところ,日付表示を和暦の「令和」としていた会社は2,387社中,164社(6.9%)だった。9割以上の会社は,西暦での日付表示を行っている。なお,必ずしも書くことは...