CPAAOB 監査法人のガバナンス・コードの取組み状況など示す

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2019年版「モニタリングレポート」公表
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公認会計士・監査審査会(CPAAOB,櫻井久勝会長)は7月30日,2019年(令和元年)版の「モニタリングレポート」を公表した。監査業界の概観や監査事務所の運営状況などがまとめられている。内容としては,監査法人のガバナンス・コードへの取組みや求められる対応などを盛り込んだほか,会計監査人の異動件数が過去5年間で最多であること,大手監査法人から準大手監査法人以下への異動傾向が続いていることなどが挙げられている。

監査業務収入が大手に集中

「モニタリングレポート」は,専門家だけでなく市場関係者・一般利用者に対しても監査事務所の状況等についてわ...