東京証券取引所は８月１日，2019年３月期決算会社までの「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析結果を公表した。分析対象は，2018年４月期～2019年３月期決算の3,639社。このうち，IFRS適用済会社，IFRS適用決定会社，IFRS適用予定会社の合計は225社（前年比＋21社）となった。225社の2019年６月末時点における時価総額合計は220兆円にのぼり，東証上場会社の時価総額（605兆円）に占める割合は36％（前年比＋３％）だった。

日本再興戦略を受けて分析開始

政府が2014年６月に公表した「日本再興戦略」...