ASBJ 新リース基準の開発議論,期間測定を検討

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延長オプションの行使可能性見積りに係る懸念も
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企業会計基準委員会(ASBJ,小賀坂敦委員長)は,8月21日の第88回リース会計専門委員会および同月26日の第415回委員会において,「すべてのリースについて資産及び負債を認識する会計基準」の開発に関する検討を行った。同基準は国際的な会計基準との整合性を図るもので,すべてのリースを資産・負債認識する方向で審議を進めている。今回はリース期間等について検討を行ったが,IFRS第16号におけるリース期間測定に関して,「延長・解約オプションの行使可能性を合理的に見積ることは困難」等の懸念が出された。

IFRSではオプション期間を含める場合も...