金融庁 監査法人のローテーションに関する二次報告

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海外動向踏まえた幅広い分析と検討が必要
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金融庁は10月25日,「監査法人のローテーション制度に関する調査報告(第二次報告)」を公表した。2016年3月に公表された「会計監査の在り方に関する懇談会」提言では,監査法人の強制ローテーション制度の導入について「諸外国の最近の動向等も踏まえつつ,金融庁において,深度ある調査・分析がなされるべきである」とされ,2017年7月に第一次報告を公表していた。今回公表された第二次報告では,第一次報告後の状況変化等も踏まえつつ,監査法人のローテーション制度に関する論点について,国内関係者へのヒアリング等を中心に,さらなる調査を行ってきた結果を報告...