日本監査役協会（後藤敏文会長）は12月４日，「監査上の主要な検討事項（KAM）に関するQ&A集・後編」を公表した。これは，同協会が６月に公表した「Q&A集・前編」（ No.3413・４頁 参照）に続くもの。前編ではKAMの概要や早期適用する場合に直近で対応が必要となる事項を記載していたが，後編では期中対応や定時株主総会に向けた対応等を記載。「株主総会でKAMに関する質問があった場合は監査役等は監査人とのコミュニケーション状況を説明することになる」等の点を示している。

後編では期末・期中や株主総会での対応

Q&A集の前編では，概ね2019年６月頃までに対...