金融庁 時価算定会計基準を受け「レベル別インプット」等を追加

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財規等の改正案を公表
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金融庁は12月12日,「財務諸表等の用語,様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」の改正案を公表した。企業会計基準委員会(ASBJ,小賀坂敦委員長)が7月4日に「時価の算定に関する会計基準」(時価算定会計基準)等を公表したことを受け所要の改正を提案。レベル別インプット等について,時価算定会計基準の定めを取り入れる案となっている。2020年1月14日まで意見を募集する。

レベル別の注記等を求める

公表された改正案は,財規や財規ガイドライン等の計13本。

財規では例えば,「観察可能な時価の算定に係るインプット」,「観察できない時価の算定に係るインプ...