金融庁・金融審 市場構造の報告書取りまとめへ 2022年上半期の開始想定

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流通時価総額などの基準示す
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金融庁は12月25日,金融審議会「市場構造専門グループ」(座長:神田秀樹・学習院大学大学院教授)の第6回会合を開催した。これまでの議論を踏まえた市場構造専門グループ報告書案について意見交換などを行い,大筋で賛同を得た。現行の4市場を3つに再編すること,一部市場に当たるプライム市場(仮称)の基準に流通時価総額を用い,100億円を目途に検討することなどが示された。TOPIXの範囲も市場区分から切り離す。今後は東京証券取引所で具体的な検討が進められる。

「プライム」は流通時価総額100億円を目途

市場区分については既報(No.3435・3頁)のとおり,現行の...