2019年のIPOは94社

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マザーズが67%,情報・通信業が最多
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本誌調査では,2019年のIPO(新規上場)は合計94社だった。前年より4社減少し,マザーズへの上場が全体の3分の2を占めた。業種別では情報・通信業が最多で,AIビジネスなどを手掛ける銘柄も見られる。国際会計基準(IFRS)を用いて上場したのは1社のみだった。

TOKYO PROが3年連続で増加

マザーズの割合は最多の67.0%を占めた。次いで東証二部(11.7%),TOKYO PRO(9.6%)だった(図表1)。前年と比べるとマザーズは同数。東証二部は6社増加したものの,東証一部やJASDAQは減少した。東証一部に上場したのは日本国土開発(...