20年後の「経理・財務」を考える若手経理社員育成プロジェクト「経面塾」第6期生報告会

解説

TOTO     櫻木 孝史

神戸製鋼所  亀井 尚太

シャープ  井上 晃成

村田製作所  渕野 嵩大

日東電工  福島 渉悟

( 10頁)

<編集部より>

企業の経理・財務部門スタッフを中心とした勉強会である「経面会(経理を面(おも)ろくする会)」は,2014年から若手社員の育成に向けた取組み「経面塾」を始めている( No.3392・48頁 に第5期報告会のレポートを掲載)。

経面塾では,会社の垣根を超えた若手社員同士がチームを組み,議論や検討を行う。報告会で発表するまでの過程を通して,社外の人脈を作ることや,他社の人の考えを知り視野を広げること,自分の将来像や目標を明確にして今後のステップに役立てること等が期待されている。

2019年は,経面塾第6期の塾生として14社から合計20名の若手社員が参加した。4チームに分かれ,「20年後のCFOとしての未来予想図」をテーマに,昨年11月の報告会で発表を行っている。中長期的な視点で将来の夢を考えてもらうため,CFOに到達する所要年数を約20年と想定している。

以下は,報告会において「最優秀」に選ばれたチームのレポートである。

20年後のCFOの未来予想図~FA...